当院の骨造成

骨造成と一言に言っても、歯科医院によって使っている骨の種類が異なります。
まず骨の種類は非吸収性と吸収性に分かれます。
吸収性 非吸収性

人工骨

豚、馬、人、自分の骨

非吸収性の骨は術中は扱いやすいですが、何年経っても馬の骨は馬の骨のままであり、当然ですが、10年後にレントゲンを撮っても馬の骨のままです。
自家骨は最も優れた骨補填材ですが、治療のために大きく顎の骨を削るため、侵襲が最も大きいというデメリットがあります。
そこで、当院では吸収性の人工骨を用いて骨造成を行なっております。
この吸収性の人工骨は、年月が進むと吸収される性質を持っています。吸収されると言っても「吸収されて無くなってしまう」のではなく、「吸収されて自分の骨に置き換わる」性質です。
つまり、10年後にレントゲンを撮ると、人工骨が自分の骨に変わっているのです。
当院ではこの吸収性の人工骨を使用した骨造成が最も安全性が高く、感染のリスクが少ない骨造成であり、最も長期にあたって安定すると考えています。
また、当院は厚生労働省が認定する細胞培養加工施設であるため、自己由来の成長因子CGFを取り扱うことが可能です。
このCGFを活用して「自分の骨に置き換わる」という作用を増強できるため、難症例にも対応可能です。

吸収性の人工骨を使用した骨造成症例の経過(左から手術前、手術直後、1年後、5年後

以下は埋入後10年が経過したインプラントの画像です。
使用する骨の種類によっては体内でいつまでも「異物」のままです。また、最悪の場合、免疫細胞が邪魔をすることによって骨自体が壊れてしまう可能性もあります。
前述の通り、当院では「自分の骨に置き換わる」作用を強めるCGFを活用することができるため、当院で治療いただいたインプラントは異物のままではなく、自分の骨に置き換わり、安定します。

他院の症例(10年経過)。
自分の骨にならず「異物」のまま口内に存在していことがレントゲン画像ではっきり分かります。

 

当院の症例。
左側は術後すぐの写真です。
他院の症例同様、まだ自分の歯に置き換わっていないことがレントゲンからも見て分かります。
右側は術後10年後の当院の症例です。
自分の骨に置き換わり、どれが足された骨なのか分からないレベルで安定しています。

オペから8年後の症例。
元々は骨が1mmしかありませんでしたが、現在では10mmまで増え、自分の骨に置き換わって安定しています。

ページ上部へ戻る